フレンズネットワークは、利用者さんをはじめとした皆さんと、ユーモアをもって接することを心がけます。

フレンズネットワークは、利用者さんをはじめとした皆さんと、ユーモアをもって接することを心がけます。

ユーモア:人の心を和ませるようなおかしみ。知的、上品で、笑いを誘うしゃれ。 
         出典:コトバンク-デジタル大辞泉

ホームページの「私たちの想い」には、「笑顔とユーモアが大事」という言葉を載せてあります。
 私は、ユーモアという言葉が好きで、なんとなくこの言葉を載せました。
 今になって、改めてユーモアという言葉について色々調べてみたのですが、腑に落ちる点がいくつかあったので、当コラムに載せておきたいと思いました。

 
 「ユーモアとは何かを、学問的厳密さをもって論じることは不可能に近い」
出典:コトバンク-改訂新版 世界大百科事典

そう!その通り‼

「ユーモアは単なる笑い、滑稽、ひょうきんとは違うもので、そこに〈ペーソス(哀しみ)〉の要素が混じる、複雑できわめて矛盾に満ちたものである。理知的な〈ウィット〉やフランス語でいう〈エスプリ〉(通常〈機知〉と訳される)とは対照的に、ユーモアは感情的なものであり、矛盾や不条理を論理ではなく直観と常識で処理しようとする生活の知恵である」
 出典:コトバンク-改訂新版 世界大百科事典

 ウィット、エスプリも好きな言葉ですが、個人的には「とんちがきいてるね!」「うまいこと言うね!」といった感じで、頭の良さが第一の印象です。
でも、ユーモアは、もっと暖かい響きを感じるのです。

「イギリスの作家J.B.プリーストリーが《イギリスのユーモア》(1976)で述べるところによると、ユーモアを構成する諸要素のうち、とくに重要なものは、
(1)皮肉(アイロニー)を感じとれる能力
(2)〈ばからしさ(不条理)〉を感じとれる能力
(3)ある程度の現実感覚
(4)愛情
である。自分を客観視して笑いのめす余裕と、他者を完全に突き放すことなく愛情によって自分と結びつける能力を兼ね備えてこそ、真のユーモアの持主、すなわち〈ユーモリスト〉となれる」
出典:コトバンク-改訂新版 世界大百科事典

これですよ。腑に落ちました!
キーワードは「愛情」です。愛情を持った笑いを心がけて、利用者さん、職員、関係者の皆様と結びつきを深めて行ければ最高に幸せだな、と思います。
ユーモリスト。初めて聞く言葉ですが、いつか私もユーモリストになりたいものです。

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